森への信仰とシンデレラ

  • 2016.07.28 Thursday
  • 11:25

 

私の最近の深い関心ごとは古代のヨーロッパの自然信仰。

その自然信仰が中世を経て、キリスト教へと移り変わったあたり。

 

それを非常に刺激させるような本に出会いました。

たまたま寄った古本売り場にて、

「世界の歴史」というシリーズの冊子が一冊100円で売られていて、

興味があるものをいくつか購入。

その中の「森に生きる」という冊子が素晴らしかったのです。

文章のほとんどを中世ヨーロッパを研究されていた阿部謹也先生が書かれているのですが、

とても深い内容で、勉強になりました。

 

 

まさに私が知りたかったこと。

ヨーロッパでの森の移り変わり、森という異界と人間界がのちに融合されていく姿など。

(「もののけ姫」の世界ですね)

 

実は「もののけ姫」を作られた後の宮崎駿さんのインタビュー記事「森と人間」を

愛読のように何度も読んでいて、森と人間ということについてよく考えていました。

 

パリのノートルダム大聖堂。

忘れてたけど、もっと正面の角度からみるとステンドグラスからの光とともに

柱が森の樹木のように立ち並んでいる構造でした。

そういうところがわかる写真を撮ればよかったのですが・・。

これも樹木信仰のなごりともいえるそうです。

 

 

この冊子の中でグリム童話について書かれてありました。

 

グリム童話といえば、ユング派でもよく取り上げられて、

内面世界を知る手ががりにもなっています。

 

ただ、私は子供の頃からどうもグリム童話はそんなに好きになれず、

アンデルセンは好きだったけど、大人になってからはあまり読んでいませんでした。

 

ところが阿部先生の解説で、急に興味がわいてきました(笑)

 

古代では森というのは異界というか、人間界とは違う

畏れ多い神の世界というか、様々な象徴でもあり、

信仰の対象でもありました。

 

人は自分の力だけで何かを達成することはできないと

昔の人は考えていて、

個人の努力ではとうていたどりつけない運命に支配されている状態だと

思っていました。

身分とか環境とかそうですね。

だからこそ、自分の力以外のもの、小宇宙をこえた大宇宙というべき

自然界の力にゆだねるしかなかったのです。

農業をしている人々はとくにね。

 

グリム童話に出てくる登場人物は何かに困っていることが多いけど、

それを自分の力だけでなんとかするというよりも

導かれるものや大いなる力によって達成できるような話が多いのです。

 

シンデレラの元にもなる「灰かぶり姫」

には魔法使いが登場しないって知ってましたか?

 

読んでみて驚きました。

 

シンデレラの話の中にお父さんってほぼ出てこなかったけど、

ちゃんといるんですね。

お母さんが亡くなって、お父さんは再婚し、二人の娘がいるまま母が

やってきて、彼女はいじめられるわけです。

それをお父さんはとめたりしないんですね。

ある日父親が旅に出るというのでお土産は何がいいか娘たちに聞くと

シンデレラは帰り道で最初に帽子にあたった木の枝を頼みます。

 

それがハシバミの木でした。

 

ハシバミというのはヘーゼルナッツのことで、

ヘーゼルナッツを原料としてヌテラというスプレッドは日本でも知られているかと

思いますが、フランスへ行ったときにヌテラの大瓶の見かけ度合の頻繁さといったら、

どんだけヌテラが好きなのかと思わせますが、ヘーゼルナッツ、ハシバミの木も

かなりよくある木なのでしょうね。

 

シンデレラはハシバミの枝を母親のお墓にさします。

そしてそれは成長して、大きな木になります。

彼女は毎日泣きながら、その木に祈るのでした。

 

彼女にとって必要なもの、ほしいものは

そのハシバミの木にやってくる小鳥たちによってもたらされるのです。

舞踏会用のドレスも金の靴も。

 

舞踏会も実は3回も行くんですね。

で、3回目に王子が逃すものかと思って

階段にべたつくようにぬらしておいたのですね。

彼女は目にもとまらぬ早さで飛ぶように逃げるようですから(笑)

それが彼女の靴をおきざりにすることになります。

 

いじわるな姉たちはその小さな靴をなんとかはこうと

爪先を切ったり、かかとを切ったりするそうです。

(そういうところがグリムは恐いと言われるところでしょうが)

でもハシバミの木にいるハトたちがそれを指摘して

王子は違うことを知ります。(早く気づけよって感じもするけど・・)

 

そうしてシンデレラはお妃になったのです。

 

よくシンデレラは何も努力をせずに泣いてばかりで

棚ぼたな幸せをもらう話のように言われてきましたが、

この話はどうにもならない自分の運命を

大自然にゆだねて生きる姿でもあったようです。

それはかつてのヨーロッパの人々の生き方だったのです。

 

グリム童話の大部分はこの話のように、小宇宙のなかで苦しんでいる人間が

大宇宙の力と折り合いをつけ、成功していく話なのである。

そして、その大宇宙の力とは、多くの場合、森の樹木や森の中に棲んでいる鳥や動物である。

グリム童話に示されているような昔話は、以上のような中世の人々の願望が、

森を媒介にして満たされてゆく話としてよむこともできるのである。

「週刊朝日百科 世界の歴史4 紀元前の世界1 生活 森に生きる」阿部謹也

 

シンデレラの中で亡くなった母親のところにハシバミの木を植えたように

自然界とつながる母なる力を象徴しているようでもありますね。

 

そうした森への信仰というものがグリム童話に反映しているのなら、

物語の多くに森や泉が出てくるのもうなづけます。

 

そういう目線でじっくり読んでみたいなと思いました。

 

 

 

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バッチフラワーレメディー 解説と製法

  • 2016.07.26 Tuesday
  • 18:27

 

私がフラワーレメディーを学び始めた頃、

持っていた本(日本で発売されていた本)

はジュリアン・バーナードさんの「バッチ博士の花の治療薬」という本と

メヒトヒルト・シェファーの「バッチの花療法 その理論と実際」しかなく、

まだ花の写真のカードはあったかもしれないけど、出回っていなかったように思います。

 

すでに発売されていた2冊の本にはジュリアンさんの本は文字のみで、

理論と実際のほうは簡単に植物のイラストがあるのみでした。

 

私はどうしても花の写真が見たくて、

洋書でノラ・ウィークスとビクター・ブレンの本を見つけて取り寄せました。

 

それが

「THE BACH FLOWER REMEDIS ILLUSTRATIONS AND PREPARATIONS」

という本。

 

出版されたのは1964年で、そのときの本は絶版ではないかと思います。

私が手にしているのはそれのペーパーバック版です。

 

その後、もう少し綺麗な写真の表紙になって再版されています。

 

この本を最初取り寄せたとき、ようやく写真を見ることができると思ったのですが、

なんだかよくわからないものも多々あります(^^;)

ミムルス、ちょっとわかりにくね?みたいな写真だったり、

スクレランサス、どれが花??みたいな。

 

まあ、それでもイラストよりも多少伝わるものがありました。

 

この写真は今でもカードの写真になっているものもありますが、

ウィークスかブレンが撮った写真なのでしょうか?

 

イギリスのバッチセンターで見たあのカメラでかしら? とか思ったり。

 

あと、この本を取り寄せた当時、この本の内容がそれぞれの植物の花の開花時期と

葉っぱとか花とか植物の特徴とエッセンスの作り方のみで、

エッセンスの意味とかはほんの一行くらいしかなかったのも驚きました。

 

今を思えば、この本は誰でも手元に置いて、

自分でエッセンスを作るために二人が残されたものだったのです。

 

太陽法と煮沸法のふたつのメソッド別にわけて、

それぞれの花の開花時期の順番に紹介されているのも丁寧です。

 

しかし、この本は一度再版できない時期がありました。

同じころ、バックが書いた「12ヒーラーズとその他のレメディー」から

彼が書いたエッセンスの製法についての部分が削除されるということもありました。

それはなんとノラ・ウィークスが亡くなった次の年のことです。

 

彼女が書き残したものを再版しないようにしむけられたというのは

なんということでしょう。

ビクターのほうが先に亡くなっていたので、著者である二人がいなくなった後のこと

だったのです。

 

晩年のノラ・ウィークス(右)とビクター・ブレン(左)

 

 

エッセンスは売られたボトルだけではなく、

身近にある花を使って自分のために作ることもできるということを

エドワード・バックは書き残しています。

というよりも基本、自分で作れるのなら作りなさいと。

 

本来の基本的なレメディーに対しての考えを、

学ぶ側はいつも忘れないようにしたいものです。

 

私は日本でも作ることが可能な花を紹介する

ウィークスとブレンが残した本のようなものがあると

いいなあと思ったりもしています。

日本の花のレパートリーですが、花の時期や地域ごとのね。

 

ただ、実際イギリスは夏でも涼しくて、花が咲き乱れているので、

日本に比べるとかなりエッセンスが作りやすいなあと思います。

人もあんまりいなさそうだし。

それはほんとうらやましい〜。

 

 

 

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ホワイトイーグル「天使と妖精」

  • 2016.05.27 Friday
  • 18:16
シルバーバーチとかホワイトイーグルとかまったく読んだことがなかったのですが、
ふと読んでみようかといくつか出ている本をみていたら、
この本が目にはいったので、取り寄せて読みました。


イギリスのグレース・クックという人がホワイトブラザーフッドのメンバーであり、
アメリカ先住部族のホワイトイーグルという霊的存在とコンタクトをとり、
その存在から受け取ったメッセージがいくつも文書化されているようです。

私が買った本では白色同胞団って訳でしたが・・。
ホワイトブラザーフッドのことですね。

この「天使と妖精」という本はジェフリー・ホドソンのように元素霊のことが
いろいろ書いてあるのかなあと思っていました。

確かに元素霊・エレメンタルのことをいろいろ書いてあるし、天使のこともいろいろ書いてあって、
すぐに読めました。

後半はちょっと宗教色が強い感じはしましたが、語りかけがやさしく、すっと入ってくる感じです。

天使について、天使の役割、人間との関係などけっこう面白かったです。

ロゴスからほとばしり出た神性の火花である人間の霊は、
さまざまな意識の界を通過して降下をしていき、遂には究極の物質界に到達します。
ここで霊は自己の周りに肉体を、すなわち外衣、神殿を創ります。
これを私どもは魂と呼びます。


といった感じの文章です。

ここで降りて来た魂は自我を宿し、個性をつくり、魂を成長させていくわけですが、
進化の過程で神からそそがれる光を吸収しはじめ、上昇していこうとするのです。

これはホドソンの本にもあったか、同じことをwebクラスでも聞いて、

そういえばエドワード・バックの作ったレメディーにもそのような生まれもった個性と
成長し、進化していくことを助ける花がわかれていることも関係しそうです。


あと、4つの元素のイニシエーションを妖精物語で説明されていて、
それがなんともイギリスらしい感じで興味深かったです。

光の天使と闇の天使のお話や病気治療と天使のこととか
あらためてこのような文章化されたものを読むことがあまりなかったので
こころが潤うような感じがしました。

他の本も読んでみようかなと思っています。


 

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エドワード・バックの生き方について思うこと

  • 2016.05.19 Thursday
  • 12:25


エドワード・バック (バッチ) 医師の生き方について、あらためて客観的にみると
普通の職業人ではないことがわかります。


彼の生き方は医師としての仕事をしていたときは、腸内細菌の研究をしていたので
研究者としての姿があり、その後フラワーレメディーに取り組むのも
研究者の流れが入っていますが、
だんだんと神のような仕事になっていきます。

それは布教活動をおこなっていたイエス・キリストやマザー・テレサとは
あまり変わりがないというか。

けっして、ビジネスマンとしての姿はありませんでした。

なんといっても患者さんからお金を請求することなく診察をおこない、
冊子を作っても、印刷代だけのお金をもらうはずが、結局タダであげてしまったりして
ほぼボランティア状態。

腸内細菌の研究をしているときでも、収入のほとんどは研究費と助手の給料にあてて、
自分はわずかしか持っていなかったと言われています。


この方は過去、結婚もされて、女のお子さんもいらっしゃり、
離婚されたようですが、自分の生活費もそうままならないのに
養育費とかは出せたのでしょうか。

また、数人いたというお弟子さんたちはどうやって食べていたのでしょうか。

ノラ・ウィークスの本によると
常にポケットにはお金があまりないような状態だったけど、
必要なお金は自然と入ってくるようになっていたようです。
治療費は求めなかったけど、多くの人たちを奇跡的に治したこともあり、
治療費は患者のほうから出されるような感じだった様子。

研究費も援助する人もいたり、最後の2年半はソットウェル村で過ごしましたが、
そのときに弟子が所有する家を寄贈され、仕事場にすることができたり。


そうすると彼の生き方というのは
聖職者のようでもあり、救済者・ヒーラーとしての姿もあり、
また、シャーマンのような生き方でもあったかなと思うのです。

アメリカの先住部族のシャーマンは病をいやすのは
シャーマン自身の力ではないことを知っています。
常に、自然界とつながる大いなる力によるものです。
ですから、対価としてのお金を受け取ることはせず、
その大いなる力のために出されるもの(タバコなど患者にとって神聖なもの、価値のあるもの)
を受け取ります。

それは患者の中にも存在する神聖なものに対して払われるものであり、
それを引き出す仕事をするシャーマンと背後の力に対して払われるものにもなります。

バックの仕事は実際に多くの病気の人を花のレメディーで回復させたので、
本当にシャーマンのような仕事だったと思います。


フラワーエッセンスを使った仕事をしている人はさまざまな人がいますので、
すべての人がバック医師の生き方に賛同していたり、
本を読んでいるわけではなかったりするでしょう。
スピリチュアルに興味がありおこなっている人もいれば、
植物療法という入り口からおこなっている人もいるでしよう。

それでも多くのプラクティショナーはエドワード・バックの書かれたものを読み、
その生き方にも触れ、とくに深く影響を受けている人は
もはや、フラワーエッセンスそのものをビジネスにすることに
抵抗があるのではないかと思います。
(意識的にはそう思わなくても、無意識にでも)

ビジネスという言葉で書くと、なんだかあれですが、
生きていくための仕事ですから、必要なことなのですが。

しかし、そこで複雑にギャップを感じる人もいるかもしれません。


エドワード・バックとその弟子たちは営利目的で、仕事をしていたようではなかったので、
非営利組織ということになります。

しかし、現在のフラワーエッセンス業界は
ボトルを売ることを始め、プラクティショナーの養成など
いつの間にか営利目的になってしまいました。


とはいえ、無料で仕事をおこなうこともできないし。

今現在、フラワーエッセンスだけでなく、癒しに携わる仕事をおこなう人たちすべてに
関わることかと思いますが、
この生き方をどのように仕事として統合させていくべきか
魂として望む仕事をおこなおうと思うと、
どうやって生活をなりたたせるかよりも、
どんな仕事をしていくか、そしてその仕事に対しての確信を強くもっていられるか
という根底がないとブレてしまいます。


バックはボトルを売るということは考えてはいなかったでしょう。
自然に沿った本当の生き方をすることが
健康への道と考え、それを伝えていきたかったのだと思います。
自分で自分を癒し、自分のために生きること
そのために自然という大いなる力にゆだねることを伝えていくこと
だとしたら、
バックに続く仕事をする人たちは
なかなかなチャレンジでしょう。


私は数年前からAFET(フラワーエッセンス療法の会)という非営利団体を
仲間とともに立ち上げました。

現在、積極的な活動を以前ほどはおこなっておりませんが、
ツイッターやフェイスブックはどんどんフォロワーやいいねが増えています。


立ち上げたときに私は、個人の活動では決してできないあることを提案しました。

『フラワーレメディーについて知るためのパンフレットを作りたい!!』と。

これまでのパンフレットというのはメーカーの説明を書いたものしかないので、
フラワーエッセンスを知らない人が手にして、知るためのものはありませんでした。


みんなで何度もいろいろな検討をして、時間をかけて作りました。
これを作ったとき、純粋にこれはやりたかったというものでした。

それがコレなんですが⇒ フラワーエッセンスパンフレット
PDFをダウンロードすることもできます。

こうした営利目的ではない活動もおこなうことで、
やりたいことがやれている面もあります。


課題としては個人の活動としてどのようにやっていくのか
というところでしょう。
それはバックの生き方を知れば知るほど、
そこに向かっていくことになるわけですが・・・。


でも、これは決して、無料や安くセッションやコンサルをやりなさいということではなく、
現代の今は、その価値をもっとあげていいと思うし、
バックがおこなったようにやる必要はまったくありません。

実際、バックは貧しかったかというとそんなわけでもないかもしれません。
けっこういろんな意味で豊かだったかも。
黒い犬を飼って、庭仕事を楽しみ、家具も手作りして、
あら、家ももらっちゃったわみたいな(笑)


だから、バックの仕事について知ったところで、こうしなければならない
というものはありません。
やはり、そこは個人の魂が望むことをやればいいのです。

信仰にも似た、バックへの崇拝心があるとどうしても同じように・・という
無意識の力も働いてしまうので、その人そのものになろうとせずに
自分の道をみつけることがやはり必要なのだと思います。



 

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イースターとイースターリリー

  • 2016.03.26 Saturday
  • 17:16


2007年4月5日に書いたブログ記事の再掲です。

イースターリリーそのものはキリスト教の影響でイースターとユリの花が
結びつけられたように感じます。
本来の異教徒の復活祭ではもう少し違う春の花がメインかもしれませんね。
エニシダやミモザかもしれないし、
日本では旧暦の3/3(日本では4月であることが多い)に桃の花と柳の花を飾って
いましたが、再生や太陽を象徴するような花が本来は似つかわしいように思います。


**************************************************************


次の日曜はイースター、復活祭です。
ちょうど今年は日本での花祭りなどと日にちも重なりますね。

そもそもイースターとは何か?

名前は春の女神エオストラ(Eostra)にちなんでつけられて、
その女神の名の語源が東方(East)であるというように太陽の象徴としての意味もあるらしいです。

それをキリストの復活を祝う行事としてクリスマスに次ぐ大きな教会行事となっているわけです。

イースターは毎年日にちが変わります。

春分の日の後の満月の次にくる最初の日曜日です。

日曜日は太陽と結びつけていると思います。

行事としてはいろいろあって、この日を中心に前後17週間にわたって
断食や饗宴がなされたりするものであったようです。
外国ではイースター休暇もありますね。

卵を生命の再生の象徴としてペイントされたものなどよく知られていますね。
エオストラにつかえる動物ウサギがもってくるものと信じられてもいるようです。

また、春に芽吹く植物もこのときに使われます。
タンジーやビストートといった植物です。
タンジーは食べ物として扱われますが、花が卵の黄身のようだからでしょうか。
ビストートはあまり日本ではなじみがありません。
ハーブの一種でピンクの花が咲くようです。
イースターにはプティングにして食べると子宝を授かる薬効があるとか。

さて、イースターの祭壇には必ずイースターリリーが飾られます。

その名の通り、イースターと結びついている花です。
別名はマドンナリリー、日本では鉄砲百合にあたります。

百合というと夏の花というイメージが強いので
あまりピンときませんが、この時期に自生すると書かれてあるので、
どこを基準にしているのかわかりませんが、あたたかい土地のようにも思われます。

聖母マリアと深く結びついた花で、純潔をあらわします。
春は女性的なエネルギーと結びつけられていたと思うのですが、
女神の象徴として白いゆりが選ばれたのではないかと思います。

イースターリリーはFESのフラワーエッセンスにもあります。

意味的にもこうしたキリスト教での禁欲的なイメージが強いようです。
禁欲的なイメージから解き放ち、女性の生殖器のエネルギーを自由に流し、魂の純粋さを取り戻します。

クリスチャンでない場合、あまりイースターは関係ないかもしれませんが、
春の女神の復活ということでイースターリリーのエッセンスをとってみるのもよいかもしれません。



参考文献
ハーブ歳時記 北野佐久子 東京堂出版

星からの影響をどのようにして受けているのか?!

  • 2016.03.03 Thursday
  • 18:06














 




先日、オンラインで受けた占星学の講座「金星・木星・海王星と1オクターブ高い星」
クリストファー・ハーウッドさん のお話を再度録音で、聞き返していたら、

実際の天文学上では
黄道の春分点は移動し、現在の春分点は魚座にあるけれど
なぜ、水瓶座時代と呼ばれるのかとか
なぜ、占星学では牡羊座を春分点としておこなうことができるのか

という話がよくわかって納得できました。

占星学での一カ月は約2000年だそう。
(宇宙からみてもそのくらいでしょうね)
18世紀後半から水瓶座時代の始まりが少しずつあり、
(コペルニクスやケプラーなどにより天文学、電気の発展など)
1970年代のアクエリエンエイジあたりは
夜明けの太陽がまだ出ていないけど、空から明るくなってきている状態
とおっしゃっていました。


だとすると今はその空がだいぶ明るさが出て、
実際に日の出はあと400年先だけど、
占星学的にはもう数日か数時間みたいな感覚なんですね。


あと私の中で「ああ、納得 ! !」と思ったのが
実際の天文学上では黄道での春分点は牡羊座でなくなっているけれど、
なぜ、占星学では牡羊座を春分点の起点としてみていくことができるのか?
という疑問にはクリストファーさんの持論により解決しました。

惑星からの影響というのは地球に住んでいる私たちに
直接届いているというわけではないということです。

月や太陽は直接影響を受けていると思いますが
(引力による潮の満ち引きや太陽のフレア、磁気によるもの)
金星や木星、天王星、海王星といった惑星は
太陽が発する強力な電磁場により、惑星の波紋が共鳴し、
私たちに届けられるというのです。


彼のたとえでは
ステンドグラスの色が私たちによく見えるには
太陽から照らされてその色をみることができるように

というようなことを言われていました。

太陽でいったん受け止めて、経由して地球に住む私たちに
影響があるということですね。

太陽は他の惑星のように動かないので、
太陽からは宇宙のすべての惑星の動きが見える状態です。
もしも太陽から見るとしたら春分の位置は変わることがないので、
牡羊座・春分点でも見ることができるという風におっしゃっていました。


占星学というのは多くの人が象徴的な言葉を通して語ることが多いのですが、
(とくに女性はその傾向が強い)
こうした左脳的な、論理的に納得できる裏付けの面も
理解することにより深くなるように思います。

さすがにそういう面は男性のほうが優れているなあと思います。

フラワーレメディーもリチャード・キャッツやジュリアン・バーナードのように
論理的、科学的な視点から見る人がいるからこそ、
ふわふわしたもので終わらず、安定した形で知ることが出来るわけです。


とにかくクリストファーさんは生き字引のようというのは聞いていたけど、
ちょっと質問しても、ものすごい情報量で返ってくるので
その豊富な知識やもちろん航海士としての経験からくるものも含めて
すごく勉強になりました。

金星や海王星の背景の話も充実してました。
クリスさんのお話はとてもわかりやすく、もっといろいろ聞きたいなと思いました。

男性の占星術家の書いたものって難しすぎてよくわからなかったり・・
かといって女性が書いたものは抽象的な表現になっていたり、
ただアスペクトや何ハウスの金星がどうという話が中心になり、
理論的なこと(裏付けみたいなところ)がいつまでたってもわからない点があったりしたので
もっとそういうことを学びたい思います。



クリストファーさんのエッセイ「占星学と宇宙の磁場」

はオススメです。
ぜひ、読んでみてください。

エネルギーについて学んでいる方もアストロロジーとつながり、
オーラのことにも触れていて
非常に興味深いと思います。

リ・インカネーション・ジャーニーというエッセイは邦訳されてなくて
残念ですが、英語が読める方はなんかこれも面白そうです。

ということで、すっかりクリスおじさんのファンになりました(*^-^*)


 

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フラワーエッセンスを学ぶための参考図書(随時更新)

  • 2016.02.11 Thursday
  • 10:29
これからフラワーレメディーを学びたい方、すでに学びをおこなっている方のために、
とくに私の個人レッスンでの内容の参考図書としてあげておきます。


また随時更新していくと思います。


Bachフラワーエッセンス
 

★ニールズヤード式フラワーエッセンスレッスン

レイチェル・カーター  河出書房新社

★バッチの花療法 その理論と実際 

メヒトヒルト・シェファー フレグランスジャーナル社

★Dr.バッチのヒーリングハーブス 

ジュリアン・バーナード/マーティーン・バーナード BABジャパン
 

はじめてフラワーエッセンスに触れる人が最初に手にしてわかりやすい本というのはけっこう難しいです。

たくさんの本が出ておりますが、いくつか内容を見て

・フラワーエッセンスについての説明が明確でわかりやすいこと

・自分で選ぶときに選びやすいこと

・本の価格も高すぎないこと
 

を考えるとニールズヤードの本は写真やカテゴリー分けがわかりやすくて、

一番適切な感じはします。

他にもお手軽な本はあるのですが、私には・・・という感じで

最初のころに手にした少しお高いけど、
「バッチの花療法」は自分で選ぶときの言葉による補足が
十分にあるので一番わかりやすいような気がします。

この本の残念なところは花の写真がないところ。

それを補うのにジュリアンさんの本を手元に置いておくのもよいかと思います。

 

◎少し中級〜上級向け
 

★植物のかたちとはたらき

ジュリアン・バーナード

プラクティショナーを目指している方などは必須の図書かなと思います。

アマゾンなどでは扱っていないので購入はこちらから。

★Bach flower remedies the essence within

ジュリアン・バーナード
 

まだ邦訳が出ていませんが、写真が素晴らしい本です。

その植物の特徴がわかるよういろいろな写真を紹介されています。

ヒーリングハーブ社のネットショップから購入可能。

購入するついでにDVDも安いのでいっしょに買うのもお勧め。

あと学んでいる方に必ずおススメしているのが、

ジュリアンさんがBachの植物を解説している動画です。
 

日本語字幕もあり、見ごたえがあります!!

ヒーリングハーブ社の教育リソースのサイト
 

★魂の植物 バッチの花療法への新しい洞察

メヒトヒルト・シェファー/ヴォルフ・ディーター・シュトルル 

フレグランスジャーナル社

少し難しいですが、別の角度からエッセンスの植物について知るのに役立ちます。
 

★エドワード・バッチ著作集 フラワーレメディーの真髄を探る

エドワード・バッチ BABジャパン

バック医師が書いたものはすべてにおいてのフラワーエッセンスの原点です。

学ぶ人は一度は目をとおしてほしいと思います。

 

 

FES

★フラワーエッセンスレパートリー(Bachレメディーも含んでいます)

リチャード・キヤッツ/パトリシア・カミンスキ BABジャパン

FESのエッセンスを使う人は必須の図書です。

価格が高いので、初心者にはすぐに手にとどかないかもしれませんが、

この本で自分でエッセンスを選ぶことがとても容易になります。

FESの動画サイト


作り手であるパトリシアやリチャード、カリフォルニアの自然の中で
エッセンスになっている花の動画がみられます。

 

 

◆花や植物のつくり・特徴を学ぶための本
 

★野の花さんぽ図鑑 長谷川哲雄 築地書館

すばらしい本です。身近な花だけじゃなく、

その周辺の生き物や昆虫のスケッチもついてて、全体性がわかりやすい。

自分が描くときの参考にもなります。
 

★楽しい自然観察 雑草博士入門 

岩瀬徹・川名興 全国農村教育協会
 

★写真で見る植物用語 

岩瀬徹・大野啓一 全国農村教育協会

どちらも写真が豊富で植物の世界が楽しくみられる本です。

基本的な植物についての知識も得ることができます。
 

絵でわかる植物の世界

清水晶子 講談社

科ごとの特徴など写真はないのですが、とてもわかりやすいかと思います。

 

 

◆シュタイナー系の本(色彩や感覚、植物に関連したもの)

※アマゾンなど普通の書店では手に入りにくい本が多いですが、

シュタイナー系のショップなどで購入できます。

 

★響きあう色 中本千鶴子・小菅昌子

★植物への新しいまなざし−ゲーテ・シュタイナー的植物観察術― 

マーガレット・コフーン 涼風書林

農業講座 ルドルフ・シュタイナー イザラ書房

★星々と木々 丹羽敏雄 涼風書林

FESを使っている人はシュタイナーの思想に触れておくとより理解しやすいかもしれません。

色についての考えや植物の観察・見方というのがかなり反映しています。

私はとても興味深く、植物・花を神智学的に理解していくためにも、

感覚としてとらえていくためにも植物と魂との結びつきをより深くしてくれるように思います。

「響きあう色」のパステルを使った色彩体験は私の個人レッスンの「色」の回でも実習でさせていただきます。
 

以下のサイトでの考察も非常に参考になります。

ルドルフ・シュタイナーを学ぶ
 

森先生は自然科学が専門なので、植物についての考察もたくさん記事にされています。

 

◆樹木に関する本
 

★樹(バウム) スザンネ・フィッシャー・リチィ あむすく

★木々の恵み フレッド・ハーゲネーター 朝日新聞社

★トゥリーエンジェルオラクルカード フレッド・ハーゲネーター

セントラル印刷
★ケルト木の知恵 ジェーン・ギフォード 東京書籍(絶版)

Bachのレメディーに含まれる樹木について知りたい方はこちらをどうぞ。

絶版のものは図書館などで。


 

◆自然霊について

★精霊(スピリット)共同創造のためのワークブック

ウィリアム・ブルーム 太陽出版

★天使の歌がきこえる ドロシー・マクリーン 日本教文社

★妖精世界(絶版) 

ジュフリー・ホドソン コスモテン・パブリケーション

★フィンドホーンの魔法 ポール・ホーケン 日本教文社
 

ディーバやネイチャースピリットについて知るための本。

フィンドホーンの本は自然との共生についての理解を深めてくれます。

ホドソンの本は絶版なので、古本の価格が非常に高いです。
ホドソンは洋書ではいろいろ出ています。

 

 

◆自然との関わり方・自然と調和した生き方について
 

★ケルト巡り 河合隼雄 NHK出版

★ケルトを巡る旅 河合隼雄 講談社プラスアルファ文庫

★ナバホへの旅たましいの風景 河合隼雄 朝日新聞社 朝日文庫
 

たましいとずっと向き合ってきた河合先生からみたケルトやナバホの人たちの生き方は
自然というものがたましいにどんなことをもたらし、関わるべきかを教えてくれます。

ケルトの本も随分たくさん出ていますが、この本がじつにこころの視点から見てわかりやすかったです。
 

★ビジョン(絶版) トム・ブラウン・ジュニア 徳間書店

★グランドファーザー トム・ブラウン・ジュニア 徳間書店

トム・ブラウン・ジュニアの本は古本しかないと思いますが、
さくらももこさんの表紙で「グランドファーザーの生き方」という本が出ています。

ネイティブアメリカンの思想は私たちが地球に存在する生き物や植物と
どう関わるべきかを生き方をとおして教えてくれます。
その根本にはエドワード・バック医師の考えに通じるところがあると私は思います。

 

★フラワーレメディーについてのブログ記事
 

私が学んできたスクールの教師である王由衣さんのブログです。

フラワーレメディーについて学ぶ人にはぜひ読んでほしいです。
 

フラワーエッセンスヒーリングの方法論

フラワーエッセンスに関するチャネリング文書

その1  その2

 

他にも興味にあわせてパラケルススとかゲーテの本や植物学の本を手にとってもよいかと思います。
自分で選ぶときに心理学関係の本が手がかりになることもあります。

プラクティショナーを目指す人はまた別の参考図書がたくさんあります。




 

 

花と植物の学びと癒し
インナーガーデンHP

FESのフラワーエッセンスの植物を知る本

  • 2016.02.05 Friday
  • 15:11



今年はFESのインテンシブセミナーの日本人クラスが6月にありますね。

日本人クラスでは初のアドバンスクラスも。
私は参加しないのですが(._.)なかなかない機会ですので、
FESのフラワーエッセンスを学びたい方には参加して得られるものがたくさんあると思います。

募集はフラワーエッセンス普及協会のほうでやっているかなと思います。

2016年6月FESインテンシブセミナー


私は2000年のインテンシブセミナー(日本人の最初のクラス)に参加し、
2002年に認定をいただいたので、かなり昔で、開催場所もテラフローラではなかったので
いつか行きたいなとも思っています。

直接、フラワーエッセンスの実際の植物に触れ、シュラネバダの豊かな自然の中で過ごし、
作り手であるリチャードとパトリシアからフラワーエッセンスにかけるパッションを
受け取ることができるのは素晴らしい経験です。

行かれる予定の方、あるいは今後予定しているとか
インテンシブには参加できないけど、カリフォルニアの植物を見に行きたい
という人にいくつか北米のワイルドフラワーの図鑑を紹介しておきます。

図鑑は重いので今なら、ネットでも調べられるし、デジタル版で持参してもいいと思います。

私が持っているのは写真の3冊。
他にもたくさん出ていると思います。

「pacific states Wildflowers」は
シャスタ山へ行ったときに、私の教師である王由衣さんが貸してくださった図鑑で
わりとコンパクトでとてもわかりやすいので後から購入しました。
イラストなんですが、イラストの方が細かいところがわかりやすいのです。



例えば、インディアンペイントブラッシュ。

図鑑を見てわかるのですが、マリポサリリーにしてもモンキーフラワーにしても
とてもとても種類が多いのです。
ペイントブラッシュの赤いバージョンはこの写真とまだ次のページにもいくつかあります。
色違いのペイントブラッシュもあります。

ですから、現地に行ったときにバッとみて、インディアンペイントブラッシュと思うけれど
よく見たら、フラワーエッセンスになっているものと同じ学名のものかどうかは
違うかもしれません。

なので、図鑑はあるととても便利。
スケールとルーペも忘れずに。


「WILDFLOWERS of the Pacific northwest」のほうは重いのですけど、
写真がとても綺麗でした。
シャスタに行ったときに本屋さんで購入したものです。
この3冊ともこれには載ってるけど、他には載っていないという植物もたくさんあり、
ひとつではまかないきれないこともあります。

現地でみた植物を調べるのに一冊ではわからないことも多々あるかも。
そのくらい植物の種類が豊富なんですよね。

インテンシブに参加される方はリチャードたちが持っている図鑑を貸してもらったり
できるかもしれません。
それも参考になると思います。


そしてもちろん、北米へ行く予定がなくても
FESのフラワーエッセンスを使ったり、学んだりしている人は
見ているだけで楽しいですよ。


写真の下にある動物の本は
インテンシブに参加してたときにリスとか熊など野生の動物たちに出会い、
思わず購入した本です。
いろんな動物たちと足跡やプロフィールが書かれた写真の本。


でも本はやはり中を確認してから購入したいので、
行かれる方は現地の書店で探すのもいいと思いますよ。


スカイプ・電話・香川で
FESのフラワーエッセンスについて学べる個人レッスン



 

ライフサークル・星と暦のサイクル

  • 2016.01.04 Monday
  • 16:54



お正月に描いたライフサークルの図。

占星学の初心者の方にはこのような図からはいったほうが
わかりやすいかなと思います。


現在、フラワーエッセンスと占星術の個人レッスンをやっておりますが、
占星術が難しく感じるとなかなか入ってこないかもしれないので、
アストロロジーを自分である程度理解できる単独のレッスンをやってもいいかも
とも思っています。

とくに暦とあわせるとわかりやすいかと。


春分、夏至、秋分、冬至はひとつのサイクルです。
それが円の上で何度も巡ります。
この分岐点はアストロロジーでは『アングル』と呼ばれます。

アングル付近やアンギュラーハウス(1、4、7、10ハウス)にある惑星を
バースチャートの中にもつ人はわりと目立つ傾向があるかもしれません。
縦軸に惑星が多いか、横軸に多いかもその人の特徴をあらわします。

植物だと
ひまわりのように縦のラインが目だって、上に大きく花をつけるようなものは
個人性が強くなりますが、
星でもよく似ています。
個人の成長に関わります。
下に根っこを伸ばし、上に花や果実をつけます。

横にわーーっと広がるマメ科の植物は社会との関わりに深く関連しますが、
横軸に惑星が多い人も環境や社会の影響を受けやすい傾向になります。
植物も枝葉は横に広がり、外の影響を大きく受けます。

星まわりはASCから反時計まわりで、
下半分は夜で、ちょうど夏至にあたるICは夏ですが、
地下と深く関わります。
とくに自分の家系や過去に。

上半分は昼で、冬至が天頂です。
運気のサイクルでは天頂が一番光があたるときです。

それらを4つのコードにわけて
3つの星座ごとのコードラントという区分もあります。
これは心理占星学で学んだのですが、
他の占星学の本などではみあたらないので
独特な考えなのかもしれません。

サイクルは常に星がぐるぐるまわっていて、
進行図やトランジットでどの惑星がこのサークルのどのあたりにいるかで
どのような影響があるのかわかります。
下降しているのか上昇しているのか。

またバースチャートにある惑星とのアスペクトをつくることにより、
決定的な流れをつくることもあります。

アングルにかかるのも転機になります。


ライフサークルにさらに暦を私は描いたのですが、
それがケルトの暦での
インボルク(2/2)、ベルティーン(5/1)、ルーナサ(8/1)、ハロウィーン(10/31)

これはそれぞれの四季の区切りの中間地点になります。

昔の松村潔さんの本ではこの中間地点(不動宮の15度)をエネジーポイントとして
ヨハネの黙示録の4つの獣を象徴させています。
それが牛、獅子、鷹、天使です。

心理占星学では不動宮の4つの愛として学びました。
それがSTOROGE(ストロゲ)、PHILIA(フィリア)、 EROS(エロス)、 AGAPE(アガペー)
これはコンポジットのところで習ったので
使い方がまた違うかもしれませんが。

しかし、どちらにしろ、この地点(ハウスだとそれぞれのアングルの中間のポイントをみる)
に進行の太陽や月、トランジットの惑星がかかるときも
なんらかの心境の変化がおこりやすいものとなります。

過去にこの地点にかかったときを振り返って検証してみることで
影響を確認することができます。

このサイクルはもう少し立体的になれば繰り返し星が巡ることで
内側に存在するわたしの意識が成長していくことになります。

それをマンダラ的な視野で確認することができるのがホロスコープなのです。




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セノイ族の夢文化

  • 2015.11.23 Monday
  • 12:10
 アメブロの記事でこんな記事を書きました。

⇒ 自然からの情報を受け取る

パム・グラウトさんの本は図書館でだいぶ前に予約してあったので
まわってくる頃にはそんなに読みたいって気持ちは高くはなかったのですが、
ここの部分を読むためにこの本を借りたのだと思う箇所がありました。

それがマレーシアのセノイ族の話でした。

セノイ族のことを初めて知ったのは河合隼雄さんの
「明恵・夢を生きる」の本の中でした。

セノイ族は夢を大切にしていて、コミュニティで朝、夢の話をすることになっていると。
子供たちの夢を長老が聞き、子供たちがこわい夢をみたら
「それはいい夢だ。続けてみなさい」と励まし、夢の中でこわい存在を味方にし、
克服していくことを助けるというような話だったかと思います。

そのとき、セノイ族がどこの国の人なのかも知らず、
遠い国のひじょーに遠い存在のように感じました。

その後、前にも記事を書いた心理療法とシャーマニズム
という本にも出てきていました。

とても興味を持ちながら、なぜかスルーしていました。
しかし、パムさんの本に書かれていたセノイ族は夢見の話ではなかったところに
興味がいきました。
それで初めて、セノイ族のことをもっと知りたいと思うようになりました。
パムさんが紹介していたロバート・ウルフという人は日本語では
まったく検索にひっかからず、洋書ではありましたが、
邦訳されないものでしょうか。
でもかなり興味あります。この本。

検索をしていて、日本人の方がセノイ族を訪ねてルポされた本があることを知り、
読みたいと思いました。
本はすでに古本でしか手に入らず、文庫版は4倍くらいの価格になっていましたが、
文庫のもとになっている単行本のほうはなんと150円からあったのでそちらを購入。
以外と綺麗な状態で届いたのでよかったです〜。

この著者である大泉さんはノンフィクションライターです。
この本の内容は当時、週間SPAに連載されていたようです。

こういうライターさんの本って田口ランディさんの本もそうだけど、
一般のなにも知らない人でも、ものすごく読みやすいように書かれてあり、
ぐいぐい読めて、夕方から読み始めてその日のうちに読んでしまいました。
あまりに面白いので。

ものすごく驚いたのは取材だから、プロのカメラマンが同行し、
この本には今まで私には架空の民族かと思われるほど遠い存在だったセノイの人たちが
たくさんたくさんカラー写真で載っていたところでした。
場所の地図もあるし。
この本によってセノイの人たちの現実や生活がものすごくよくわかりました。

著者の方は子供の頃から悪夢を見ることが多く、それが普通なのかと
思ったらそうではなく、自分は特別よく悪夢を見ることが多いことがわかり、
夢に興味をもっていきます。
実は彼は子供の頃に「エホバの証人」の教会に通う子供だったそうで、
エホバから抜けてから悪夢がだいぶ減ったとか。
その後ライターとなり、エホバの子供たちを取材すると自分と同じように
悪夢をみるということがわかったと書かれてあり、
宗教が無意識に働きかける作用のこわさを感じました。
FESでのパープルモンキーフラワーを思いおこします。

セノイのこともパトリシア・ガーフィールドやキルトン・スチュアートの本も読み、
SPAで取材に行きたいということを進めていて、現地でのコーディネイトを探していたときにマレーシアの文化人類学者に会うことになります。

そこで衝撃的な事実を知ります。

「セノイは夢のコントロールはしていない」というのです。

この「コントロール」という言葉はけっこうくせものだと思いますが、
著者の方はわりとこだわっていたところかと思います。

スチュアートの論文は1930年代の取材から書かれているそうですが、
今でもそのままそれが真実と思われ、
夢に関する論文で引用されているだろうとは思います。
大泉さんが会った学者さんの話によるとスチュアートが取材したときにも
夢のコントロールはしていないと言い切っていました。

大泉さんはかなりショックを受けたものの、
なんとか現地に行くことができました。
そのときは1991年の話です。

セノイ族ははたして本当に夢文化があるのか否か。

で、次々にセノイの人々と会うわけですが、
東南アジアの開発の波というのはすごいもので、
熱帯雨林のジャングルの中に住む人たちはそんなには多くなく、
先住民族の住む土地はどんどん狭まり、居留地区のようなところで
暮らすこともあります。
取材ではジャングルの中で暮らす知り合ったセノイ人の親戚のところへ
行くわけですが、車を捨てて、そこからジャングルを2時間くらい歩いた場所
ということになってたのに、道がどんどん続いていて車で行けたという。
そのくらい1991年には開発が進んでいたのです。
翌年も取材に出かけていますが、そのときはたった1年で
さらに道ができて、透明だった川の水が真っ赤になっていたという。

現在、それから10年以上たっているのでなんだか恐ろしいです。

で、夢の話ですが、結局どうだったかというと
大泉さんが現地で見た夢をセノイの人たちに聞くと
確かに「それはモヤン(精霊)の夢だ」とか「セワン(祭り)の夢だ」など
夢のサインの話をして、夢に関するいろいろな話がありました。

悪い夢をみたときに夢の中で精霊があらわれ、セワンをやれという場合があると。
そのときにセワンで歌う歌を、夢の中で精霊が教えてくれるから、
夢の中で練習をするんだという話を聞きます。


しかしどのセノイ人に聞いても、「夢をコントロールすることはできない」という返事が返ってきます。

だけど、話を聞くと、それって夢をコントロールしているってことじゃないか??と
大泉さんは混乱していくのです。

このあたりわりとこだわっているようですが、
「夢をコントロールするということ」に対する定義が違うかもしれないと
彼は思うのだけど、
私は「夢」そのものの捉え方が違うのではないかと思いました。

どの夢に対してもその夢をみたら大雨が降るとか、トラとかこわいものが出てきて
追いかけられる夢はその精霊が仲良くなりたがっているんだとか
夢をもうひとつの現実として生きているように見えます。

私たちは夢は自分の中の無意識が反映したものにすぎず、
無意識の夢の中で意識を持つことをコントロールするという風にとらえています。

私はここでひとつ残念に思うのはこの方が夢のほうにこだわっていて、
夢文化をもつ背後のセノイ人の精神性(シャーマニズム)のほうをもう少し追求してほしかったかなという点です。
せっかく取材陣をつれて、現地の人たちとつながってジャングルまできていたのだから。

だからこそ、ロバート・ウルフの話に興味を持ったのです。

夢の中でみた精霊を木彫りしているセノイの人に会った時に
その人はモヤン(精霊)と話しをしているという。
それはイメージか何かか?と聞くと
頭の上の空間を指さし、そこに感じて、尋ねれば答えてくれるということを聞きます。
が、そこでその話はスルーされています。

大泉さんが腰痛をシャーマン(ハラ)に治してほしいと言って、
治療を受ける場面がありますが、その話も、うそのように感じて簡単に終わっていました。

いやいや、このシャーマニズムの部分をもうちょっと知りたいけどねーと
私は読みながら思いました(^^;

やはりこういうのって取材する人間の興味とか受け取り方でだいぶ
その実態の捉え方が変わるだろうなと思います。
キルトン・スチュワートとか西洋の人よりも日本人である彼のほうが
日本人なりの鋭い感覚で感じているところもあるのですが。

夢コントロールという言葉の定義が違うという点だったり、
あるコミュニティが夢を大切にする場合、そのコミュニティにいる人間の夢能力も上がるのではないかとか。
(彼はそこでしばらく滞在するうちに夢が非常に活性化されていくのです)


セノイの人たちの自然との関わり方とかアストラルとの付き合い方など
本当はもっと奥深い世界があるのではないかと思ったりします。

もうひとつ残念な点は1992年に再びマレーシアに行ったときに
若いセノイ族の人たちは夢には興味をしめさず、
近代化の波の中にいること。

夢文化と伝統はこのまま失われていくのかと思うと
せめてこのことを知った人がセノイの人たちの夢へのつながり方を
意識できるようになるとよいなと感じました。

分析せず、イメージそのものを変容させるというやり方。
それは自然とつながっているからこそできるのかもしれません。


現在、この作者の方はブログを見てみるとオタクな文化と宗教、原発の問題あたりの記事が多く、セノイのことはその後水木しげるさんといっしょに行ったかもしれないけど
本は出ていません。


セノイ族について興味のある方はこの本かなり面白かったので
ぜひ、読んでみてください。






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