ニコラス・カルペパーはハーブや植物療法、占星術など関心がある人ならだれでも知っている有名人ですが、邦訳の本は出ていないのが残念です。

しかし、この人は1600年代に生きていた人で、いくつかの本を書きましたが、いまだ絶版にならずに出されている本もあるのは驚きです。

しかも、彼は37歳で亡くなるという短命。

50歳で亡くなったエドワード・バックよりも若くして亡くなったのです。
なのになんでこんなに有名になっているのか。

日本語で書かれてある唯一のカルペパーについて書かれた本を読みました。


ものすごく読みづらいです(笑)

カルペパーのことだけ書いてくれればよいのに丁寧に時代背景やまつわる人物のことなどこと細かに書かれています。


彼は短いながらもとても波乱に満ちた人生を送ったようです。

学生の頃(まだ10代)に身分の違う女性と恋仲になり、駆け落ちをしようとします。
しかし、駆け落ちをするその日に相手の女性が雷に打たれて亡くなったという信じられないことを経験します。

そんな確率どのくらい??


あきらかにカルペパーの運命の方向が変わった出来事だと思います。

それにより、彼は牧師の家に育ちましたが、聖職者にもならず、何をするのかというところで薬剤師という職を得るのです。

当時は薬剤師というのは奉公して仕事をしながら習うような感じだったようです。
その奉公もいろいろあって、親方が何度か変わったりして大変だったようですが、そこでいろんな知識を身につけたようです。

彼は伝統的な薬草の使い方を実践していて、特に人間の体質はその人間が住んでいる土地や気候と同じように育った植物がもっともよいという考えを持っていて地元で育った薬草から調合していました。

ひとつだけ彼にとって命とりだったのはその土壌で育ったものではない「タバコ」がやめられなかったこと。そのため彼を短命にした原因のひとつだとも思われます。結核で亡くなっていますから。


彼の一番の業績はそれまで医療的な本というのはラテン語で書かれたものしかなかったのを、はじめて英語で書いたところでしょうか。もちろん医学会からの強い反発もあい、いろいろ大変な目にあったかと思います。

しかし、それでも彼の望むところは「医師だけが病気を治すのではなく、自分でも薬草の知識や体のことなど知って自分でケアできるように」という思いで普通の人が読めるような本を書いたのです。

さらに彼は『治療は肉体を癒すものであると同時に魂を癒すもの』という考えも持っていて、すでにホリスティックな考えを当時としては珍しく持っていました。


カルペパーはパラケルススより後の年代に生まれていますが、パラケルススの知識を支持もしていました。カルペパーより少しあとにエドワード・バックがくるわけですね。


占星術を治療に用いていたことも当時の医学会では相手にされていなかったでしょう。
そもそも医師免許はないのに開業もしていたようですから。
でもどちらかというと今の英国でのハーバリストのような感じの治療かと思います。


そうしてみるとニコラス・カルペパーが貢献したことは間違いなく、今の現代にもおおいに役立っています。貴重な人物だと思います。


・セルフケアをおこなうための知識を一般の人が知ることができるようにした。
・植物と惑星の性質を関連づけて、占星術を用いた治療をおこなった。

この2点が今の植物療法の世界でも大きなことですね。





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