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数日前の空。小さな羊雲とオリーブの樹。


フラワーレメディーのことを教えていて、受講生の方からの質問は私も学ぶことがあります。先日あった質問から。

「Bachは不調和な状態から探すことが多く、インペイシェンスの調和がとれた性質の人がインペイシェンスの人とは思えないのですが・・・」

というような内容でした。

寛容で他の人ともペースをあわせて仕事が出来る人の姿からはインペイシェンスが思いつくことはないでしょう。調和がとれているのだから必要もない。

ただ、占星術を学んでいる人はよくわかると思いますが、ハードアスペクトがたくさんあって、惑星の性質が緊張状態の人は若いときはそれがネガティブな性質としてあらわれやすいのですが、そこにエネルギーをずっと使っているので、年齢とともに惑星をこなせるようになり、バランスが取れてきます。
インペイシェンスのタイプの人も誰よりも短気であることを知っている自分だからこそ、感情と行動を律することができ、同じ性質で悩む人の支えにもなりえるのです。

このことを思うとオルコットの若草物語を思い出します。
「赤毛のアン」とともに愛読書でした。

次女のジョーは女の子なのに男の子のような性格で、活発でストレートな物の言い方をして、とても短気です。

そのために大きな失敗をして、自分の性格を呪います。
自分のこの短気な性格をどうしたらいいのか母親に相談します。

すると母親はこう言います。

「目をさましかつ祈れ、ですよ。」

そして彼女はジョーに自分は若いときにジョーにそっくりで本当に短気な性格であることを打ち明けます。しかし、ジョーは母親が怒ったところを一度も見たことがないのでびっくりします。母はそれを直すのに40年かかったという、さらに今でも怒らない日はないという。それを表にあらわさないだけと。

若草物語のけっこう好きなところは敬虔なクリスチャンファミリーが主人公でせいか、こうした言葉が時々出てくるところです。
洋書のほうをみると、目をさましかつ祈れは「Watch and pray」でした。

インペイシェンスのレメディーも短気を直すものではなく、その性質がバランスが乱れることで、なんらかの不調な状態が出てくるのを調和へと導くためのものです。
気づいたらなくなってたということもあるでしょうが、性格そのものは直すことは出来ないので、もし待つことが出来なくて、イライラするのであれば、それに気づいておくことが必要でしょう。自分を律することを学ぶためにその性質を持っているともいえます。


若草物語は他に有名なのは「希望をもって忙しく」というマーチ家のモットーの言葉があり、これも大好きで若いころによく自分の中で繰り返していました。

英語だと 「Hope and keep busy」


しかし、なんらかの自分の困った性格に悩んでいる人はその性質がネガティブなほうに出たときはこころの中で「Watch and pray」と言ってみるのもよさそうです。もちろんそして祈るのです。


「若草物語」オルコット 角川文庫
「LITTLE WOMEN」 LOUISA MAY ALCOTT   POCKET BOOKS



 

 

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