「生きやすさ」って何だろう その1 の続き。

 

 

小豆島の宿泊施設にいくつか泊った経験があるが、

あるホテルに泊まったときに

「レンタサイクルがありますか?」と聞いた。

 

するとそこではたぶん責任ある立場のおばちゃんと思われる人が

「うちの自転車ならあるよ」とすぐに用意してくれた。

そこの従業員用の自転車である。

 

「うちはレンタサイクルはやっておりません」ではなく。

もちろん自転車はボロだ(笑)

でもタダだ。

 

こういう対応に近いものが森川さんの本を読んでいると出てくる。

 

相手のニーズを知って、それに対応するという

人間として当たり前な行為だ。

 

ある自殺希少地域の村のバスはゆっくり走る。

それはバス停で止まるだけでなく、お年寄りの大事な足だから、

バス停以外の場所で止まるためなのだ。

 

 

システム化された世界では、

マニュアル以外のものには対応はしない。

柔軟性はなく、そこの会社の方針で従業員用の自転車をお客に貸すなんて

ありえないというところもあるだろう。

 

自殺希少地域の大きな特徴としては

現場によって、話し合いによって

柔軟に対応する姿勢があるところだ。

 

だから、そこに訪れた森川さんは居心地のよさを感じたりする。

スムーズな感じ。

 

 

それはある意味、自然と調和されているのかもしれないと思う。

自然はいつも同じ状態ではない。

植物は環境にあわせて自分の姿や成長を変えていく。

 

自然がないところ、機械のような無機質なものは

いつも一定の動きで違う動きをすることはない。

 

大きなルールに間違うことなく従うのか、

個人の判断で必要な範囲で対応していくのかは

その人の人間力によって変わってくる。

 

それってチャクラで言うとやはりハートチャクラかなーと思う。

 

ハートチャクラが柔軟に相手に働くためには

それまでの1〜3チャクラがしっかりしていなければならない。

個というものが確立されていて、他者という別の個を認め、

成熟した対応ができるのかも。

 

 

生きやすさにつながるには

自殺希少地域のような場所に引っ越すのではなく(笑)

まず、自分の在り方を考えるところからではないかと思う。

 

もちろん非常に生きにくい場所に住んでいるのなら

引っ越すことも可能だ。

2011年の震災以来、移住者はとても多く、

より住みよい場所探しをしている人も多い。

 

だから、ひとつのコミュニティに入っては、あわなくて出たり、入ったりを

繰り返す人も多いのも事実。

もしかしたら必ずここで骨をうずめるぞという気ではなく、

もっと軽い感じで住みたいところに住んでみるというのもありだが、

仕事や家族の問題もあるだろうから簡単にはいかないとは思う。

 

しかし、自分の在り方を変えることだけは出来る。

 

 

今、小豆島への移住をされた作家さんの本を読んでいるのだけど

小豆島には一人で移住される女性が非常に多いとのこと。

ほとんど移住者のいない場所なら二の足を踏みそうだが、

同じような人がたくさんいる場所なら特別感は薄れる。

島のようなところが外部の人間がたくさん入ってくることで

活性化し、変わっていくことはすごくいいなと思っている。

 

それだけでなく、日本には海外からやってくる人も随分増えている。

多くは旅行者であろうが、住む人だっている。

いつの間にかまわりの状況は変わっていく。

 

だから、希望をもって自分はどうありたいのか、

自分はどう生きたいのかという「個」の部分を育てつつ、

人と関わっていく勇気をもっていく必要があるのかも。

 

 

ここ最近のアドラー心理学ブームはそんなことも反映しているかも。

アドラーでは関係性を重視していて

人との関わり方を身につけながら、

社会の中で生きていくことを助ける。

 

社会のおおもとのコミュニティは家族なので、

家族の中での関係性をどのように作っていくのか

ということは大きい。

 

森川さんの本の中で伊豆の神津島では母子家庭が多く、

とても子供が育てやすいという。

島全体で子供は大事にされ、誰かが面倒をみてくれるらしい。

 

どこかの先住部族の子育てのよう。

 

母ひとり、子ひとりの世界だと

母親が子供にとって社会になるから、

その価値観しか知らないことになる。

居心地がいいかどうかも母親にかかってくる。

 

いろんな人が関わると

やはり多様な関わり方を学ぶことができる。

 

生身の人間との関わりの度合いで

柔軟さは鍛えられるように思う。

 

 

木星が天秤座に入っている今、人との関わり方が注目されていくことは

かなりある。

 

 

在り方を変えていくということについて

もう少し書いてみます。

 

ということでつづく(笑)

 

 

 

来月、東京でフラワーレメディーのお話会をします。

12/10 (土)「エドワード・バックとイギリスの植物」

 

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