フラワーエッセンスレパートリーなど見ていくと
「自己の光」とか「内なる光」という言葉があったりします。
これ、普通に理解できる方もいますが、
そもそも自分の内に光があるということを考えたこともない
という方もいるかもしれませんね。
というのは、自分にとって何が光なのかがわからないというのがあるかも。
また、光というのは常に外側から照らされるものだと思っている場合もあります。
花を見ると、光というのはたいてい太陽の光のことを指していますが、
花そのものにも光はあります。
生命は内側からの輝きを放ちます。
その輝きは見え方に個人差があるかもしれませんが、
同等の輝きだと思います。
私たちが花を発見するのはそんな輝きに気づいたから
ともいえるでしょうね。
関連のエッセンスでは
バターカップ、カリフォルニアポピーなどあります。
バターカップは見るからに光沢のある花弁によって輝いています。
フラワーエッセンス・レパートリーでは
「魂がその美しい内面の光を認め、灯し続けるのを助けてくれる。」
と書かれています。
自己価値に自信がなく、自分はまだまだとか
あるいは自分ってこんなもんという風に思いがちな人に使われることが多い。
日本人にはよくある状態ですね。
キンポウゲ科なので、アルカロイドを含み、毒があります。
しかし、キンポウゲ科のもつ個性というテーマとも関わり、
自分という個性の光をみることを助けてくれます。
一方、カリフォルニアポピーも自己の光と関わりがあります。
バターカップとも花の時期的には近いです。
カリフォルニアポピーはオピウムポピーのように阿片物質はほとんどありません。
しかし、非常に微量にそうした成分があるようで
ハーブとして鎮痛作用や興奮や緊張を鎮めて落ち着かせる働きがあります。
光によって、花弁をくるくると閉じたり、開いたりします。
フラワーエッセンスとしては
精神的な高揚感を外部の人や薬などに求め、中毒的になりやすい人に使われます。
チャネラーやリーディングしている人、ヒーラーなどにはまって常に
光を外に求めているような状態です。
「フラワーエッセンスレパートリー」では
「ハートの金の光を安定させ、自己責任と静かな内面の発達を促す」
と書かれています。
バターカップ、カリフォルニアポピーはともに
杯のような形で太陽の光を受け取り、黄色、オレンジのあたたかく輝く色を反射します。
自ら光の器を作り出します。
これらの花のレメディーを服用すると
もちろん個人差はありますが、光に気づくというよりも
自分そのものが光なので、外側にある光が気にならなくなってくる
というような働き方になるかと思います。
自分という光をさえぎっていたものを自然と手放していくことも
あるでしょう。
なので、レパートリーにある「光」というのは
ある意味自分らしくいるということかもしれないし、
自分ではないものに気づくということかもしれません。
案外、バターカップやカリフォルニアポピーは自分にあてはまると思って
服用してみたものの、自分の光がわからない、どう働いているのか
よくわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
自分という光はわからなくても大丈夫です。
それは他の存在によって気づかれるものですから。
ただ、服用するときに花のもつ杯の形に輝く光を思い出しながら
使っていくと、自己の中心が整い、安定してくるのではないかと思います。
FESのリチャード・キャッツ、パトリシア・カミンスキによって書かれた
「フラワーエッセンス・レパートリー」(BABジャパン・すでに絶版)
は一般的にはなかなか理解できない言葉で書かれてあるかもしれません。
とくに文字を文字どおり理解しようとする傾向の人には。
そもそも花のアーキタイプや本質を言葉におとすというのは
占星学での星について言語化するのと似ていて、
本来は左脳的に理解するような言葉に置き換えることはできません。
私たちはその言葉を詩を読んで味わうように、感覚的に理解していきます。
私が関わるフラワーエッセンスの団体afetではこの「フラワーエッセンス・レパートリー」の
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