植物観察のカテゴリーを作りました。

ちょっと自分の描いたものを公開するのははばかりますが、、

よく私の植物観察会などでスケッチしてもらう機会も過去によくありました。

最近は気候がいいときしかあまり時間が取れずにいます。

 

ゲーテ・シュタイナー的植物観察術は

ありのままをそのまま描くようにといつも伝えているのですが、

たまになんですけど

かなりイラスト化された絵を描いて自分の主観に入ってしまわれる場合があります。

 

黄色い花であれば、黄色をばーーっと塗って、

そのような枝の付き方じゃないのにイラストとして仕上げるような

パステル風の絵とかなってしまってたり。

 

自分のために描く絵なのでどのように描いてもいいのですが、

それは植物そのままをスケッチする絵とはちょっと違います。

 

上手に描く必要もないし、

作品として仕上げる必要もないし、

綿密なボタニカルアートにする必要もありません。

(ボタニカルアートを描く人であればそのまま描いていただければけっこうです)

 

ちょっと恥ずかしいですが、私のスケッチブックから例を。

 

だいぶ古いスケッチだけど園芸種のミムルスを描いたもの。

花の付き方やめしべおしべがどうなっているのかなど

気になるところを部分的に描いただけ。

 

下のはナガミヒナゲシ。蕾や花弁の長さとか毛の生え方に注目しています。

 

自分が今まで見ていなかったところを見るということが

観察するということなのです。

 

それはその花や植物の自分にとって知らないことを知ることにもなり、

図鑑とかで読むのではなく、自分の体験として

その植物と交流する時間になるのです。

 

その経験をとおして、その植物がそのあとどんな風に成長していったり、

姿を変えていくのだろうかと想像して、

さらに観察を繰り返し、交流を深めていきます。

 

それが私がおこなっている植物観察の基本になります。

 

観察するということがなかなかうまく伝わっていないこともあったりして

これだけは繰り返していくしかないなと思っています。

 

通常の植物愛好会の観察会では

知らない花の名前を知ることや特徴を知ることがメインだと思われますが、

ゲーテ・シュタイナー的観察術での植物観察は

繰り返すことで、その植物の本質を理解していくということがメインになります。

スケッチはそのためにステップのひとつだと思っていいです。

何度もスケッチしている人の場合だと、その植物の本質的な部分まで

描けていたりします。

 

そこには自分の主観はとりあえずおいておき、

ただ、五感や微細な感覚を使って、いろんな角度からとらえていきます。

 

上記の私のスケッチのような感じで

何人かで観察をおこなうと

面白いのは人によって注目する場所が違うということですね。

複数でおこなう観察会のよいところは

違う視点に光をあてることもできる点です。

 

自分が気になる部分というのは

その場では何を意味するかなんてわかりませんが、

自分の中で共鳴するものに関係しそうですね。

 

 

来週の東京での観察会は満席ですが、

5月の小豆島での植物観察会はまだまだ空きがあります(^^;)

 

次回の東京での観察会は6月か7月ですが、決定するまでもう少しお待ちください。

 

 

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