研修で一週間ほどお休みいただきました。

写真はオオウバユリが朝陽にあたって、果実が灯篭のように

赤く照らされている様子。

 

とても大きなオオウバウリでした。

2メートルは超えてたかな。

 

 

この研修は昨年の11月から3回シリーズでおこなっていた

女性のためのメディスンインテンシブ

でした。

約1年というサイクルで少女・大人の女性・賢女を意識しながら

神話やクラフト、マンダラアート、ジャーニングなどに取り組み

同じ女性である仲間のグループと自然という大きな器の中で

一人ではなかなか成し遂げられない変容のプロセスを経験させてもらいました。

 

インスタントな癒しが多い世の中、

忙しい日常の合間に一週間、そこから離れるというだけでも

なかなかできないでいる人のほうが多いかもしれません。

 

そんなことをしなくても十分幸せで不足を感じない人もいるかもしれないですが

世の中の出来事やSNSなどのタイムラインを見ていると

その中に根深い問題をよく感じます。

 

女性性となると日本人はとくに。

 

ですから、一年ではもちろんその取り組みは終わることもありません。

 

時間のサイクルを考える時に私はよく天体のサイクルを思います。

2年半で軌道を一周する火星もあれば12年かける木星もあり、

29年かかる土星もあります。

それぞれは決して縮めることはできません。

 

その人自身の変容というのは

無意識のレベルから動かないといけないので

それが動いていくかどうかはその人自身によると思います。

決して早いものではありません。

 

日常が忙しくあればあるほど

そこに気づくゆとりがなくなります。

 

頭でわかった気になって変わることとは違います。

 

とくに女性であることやその家に生まれた宿命であったり、

家族との関わりという問題、または現代の日本に生まれてきて社会と関わるという問題は

背後にある大きなものとの関わりがあり、

簡単に自分のクセの問題とはいきません。

 

大きなものの中で身につけてしまって自分のものと思っていることに

気づくにはどう考えても一人では難しいです。

 

そんなことを考えつつ

私自身もまだまだ取り組みは終わらないかなと思いました。

 

 

たましいというのはそんなにちっぽけなものではなく、

また、自分自身も小さなものではないのだろうなと。

 

 

自然の中にあるやさしさや激しさ、おおらかさと美しさ

ありのままに感じていくこと自体で女性的であり、

この大地の懐に包まれて、私たち女性は共鳴しあっているのかな。

 

花やフラワーレメデイーとの取り組みも

時間をかけておこなっていくと

無意識のレベルからの変容が経験されてきます。

しかし、それは意識からの働きかけがあってこそ。

どれだけ意識的に取り組んだかが反映され、

そうなるとやはり植物の成長と同じように長いサイクルが必要になるのです。

 

 

 

セッション・レッスンについてはコチラから

 

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